旧遠山家のこの家屋は建築年代が文政10年(1827)頃で、能登の大工によって建てられたもの。その後一度改築されたものの、今もなお屋内は黒光りし、外観もどっしりとした威容を誇っています。
1階部分は居住、2〜4層は養蚕スペースとなっており、床下では火薬の原料となる焔硝づくりが明治20年まで行われていました。
なお、この集落は耕地となる平地に恵まれず分家することが容易ではなかったため、大家族形態の家族構成だったといわれています。この合掌家屋から当時を偲ぶことができます。
また、この旧遠山家内にて、白川産古代米やお豆腐、地元で採れた山菜料理などの地元食材を味わうことができるプランもございます。